Laugh Love Life Magazine

No.88 (2015.9.8)
RYOの、岩川良平ですが…何か?

こんにちは! 毎度ありがとうございます。

ここでは僕、RYOこと岩川良平が映画を紹介します。

最近、約10年ぶりに新刊を出した漫画がありました。
あるファンは待望の発売と歓喜し、あるファンはこんなに待たせてこれか、と憤怒したそうな。

僕は前者に近い。
しかし次の新刊をまた10年待てるか?というと…もはや諦め、であります。

この物語の完結を見ることは無いのだろうなあ。

今回の映画とは何の関係も無いのですけどね。


第20回
「マイ・ガール」

RYO

監督:ハワード・ジーフ
主演:アンナ・クラムスキー
1991年製作。

*** *** ***

父子家庭で育つ11歳の多感な少女ベーダ(アンナ・クラムスキー)と、
幼馴染の少年トーマス・J(マコーレー・カルキン)の友情と幼い恋。
ある日、葬儀屋を営む父親ハリーのもとに美容師のシェリーがやってきて、
遺体のメイク係として雇われる。次第に親しくなるハリーとシェリーに不安を感じていくベーダ。
悩むベーダは親友トーマスと、冗談半分でキスをするが……。

*** *** ***

さて今回の作品は恋愛ものというより、青春ものでしょうか。
主人公ベーダが悩んだり泣いたりして少し成長する物語です。
続きの「マイ・ガール2」があるらしいけど、これは見ていない。

幼馴染役トーマスを演じているのはマコーレー・カルキン。
「ホーム・アローン」の彼ですね。
「ホーム・アローン」が90年の映画ですから、こう言っては何ですがマコーレー全盛期だったのではないでしょうか。

そんな懐かしい気持ちで見始めたこの作品。
正直古いなー、なんて思っていましたけど、大人になってから見て良かったなと思います。
そうでないと思春期真っ盛りの少女の話は受け止められない(笑)

ベーダとトーマスが子供そのものにしか見えないのが地味にすごいのでは。
マコーレーの演技は他の作品でも見ているから、この幼さも演技なのだとわかる。
悪く言えば二人ともクソガキなんですが(笑)

パパが葬儀屋なせいか、ママがベーダを生んだ時に難産で亡くなっているせいか、ベーダは人一倍、「死」や「病」に敏感で、必死に背伸びをして強がっている。
担任の先生に恋していて、先生が夏休みに開く詩の教室に参加したり。

トーマスはそんなベーダにいつも付き合って、自転車こいだり木に登ったり。
クラスメイトにボーイフレンドだとからかわれたときは「誰が! こんなブ男と」なんて言われて。
しかしベーダが素直に悩みを相談するのは、いつも彼。

ハリーとシェリーに嫉妬して家出するときも一緒。
すぐに諦めるけど(笑)

子供らしいやりとりが可愛いですねぇ。

そんな幼い二人が、ある場面でキスの練習をするのですが、これもまた微笑ましい。

その帰り道の会話。

「先生にフラれたら、ボクも恋人の候補に入れてよ」

「いいわ」

…何という甘酸っぱい空気!

やめてくれ!(笑)

純朴さが眩しい展開ですが
この後、悲しい出来事があるのよね…。

ラスト、上で書いたように少女は少し成長し、父ハリーに悩みを打ち明ける。
ママの死も受け入れられたように見える。
シェリーと仲良くなる。
先生にはフラれる。

先生の教室で読む最後の詩もグッと来ました。

2作目で台無し、だけはやめて欲しいですなー。

*** *** ***

それではまた次回。

ご意見ご感想、皆さんのオススメ作品などあれば教えてください。

お待ちしています!



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