CHEF`Sのアンテナバリサン男こと、M2のちょっとマニアックな熱血ストーリー
Vol.11
「妖怪スネチャマ」
こんにちは。ゲゲゲの松太郎ことM2です。
またまた変な話をひとつ。
今僕は、ありがたいことにお店でのお仕事に加えて特別注文の制作もたくさん頂いておりまして、家にいても何かしらの絵を描いている状態です。
あっちで絵を描いて、こっちで絵を描いて。。。
まあ、絵かき冥利に尽きるってもんですが。
そんなこんなで、いろんな絵を同時に描いていると
決まってこんな不思議な出来事に遭遇します。。。
納期は迫るばかり
とりあえず机に向かってみるものの何故かうまくいかない。。。
なんでこれくらいのものが描けないんだ?
そんな時に限ってハプニ~~~~ング!!
絵の大事なところを汚してしまったり
筆が思うような線や色を出してくれなかったり
何かしらうまくいかない出来事が起きる。
…ったくもう~!!!
イライラはヒートアップ!!
もう必死です。
勘弁してくれよ。。。
何年もやってくうちに、僕はあることに気づきました!
間違いない!絵には妖怪が潜んでいるって!!!(笑)
まぁ~この妖怪は寂しがり屋で、いたずら好きで、ツンデレで・・・
ちゃんと見てないとすぐ拗ねる”スネチャマ”です(笑)
このスネチャマは僕がそっぽを向いてると、必ず何かしらのイタズラを仕掛けてくる。
「オレノコトモカマッテクレヨー!!」
まぁた、あいつの仕業だ、
なんて思いつつも、はっと気づかされる。
目の前の絵に集中していなかったって!!
結局、ああでもないこうでもないしながら筆を走らせる。
一本一本線を引いていると、だんだんその絵の世界が広がってきていろんな想像が膨らみます。
こんなことしたら喜ぶかな~
・・・なんて少年みたいに夢中になって描いてたら、なんだか楽しくなって、いつのまにか ほかの仕事のことは忘れ
さっきまでのハプニングも綺麗に収まってた!
それどころか驚くくらい筆もなめらかに動いてる。
さっきまでと同じ筆を使ってると思えないくらい。
絵を描く上でこの ”夢中になる瞬間” が絶対必要なんです。
コレがないと絵って完成にたどり着かない。
そのスウィッチを入れてくれるのがスネチャマ(笑)
だからコイツは良い妖怪(笑)
ぱっと現れてぱっと消える。どんな大きな絵でも小さな絵でも。
不思議と何年やっても毎回出てくる。
そりゃそうだ、全部が大事な一枚なんだから。
たぶんこれからもこんなふうに一枚一枚ドタバタ描いていくんだろうな ^_^;)
松原一史
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