Laugh Love Life Magazine

No.70 (2014.12.8)
RYOの、岩川良平ですが…何か?

こんにちは! 毎度ありがとうございます。
ここでは僕、RYOこと岩川良平が映画を紹介します。

今回は“ずっと気になっていたけど見ていなかった”シリーズより。

興味はあるけれど無理して見たいほどでもない、まぁそのうち見よう的映画のことである。
ありますよね、そんなの。

というわけで、こちらの作品です。

第11回

「(500)日のサマー」

RYO
監督:マーク・ウェブ
それまで数々のミュージックビデオを手掛けていたが、これが長編映画デビュー作とのこと。
全体に漂うオシャレ感はそのせいなのだろうか?
のちに「アメイジング・スパイダーマン」の監督に。
(「アメイジング~」は途中で寝てしまったので今度ちゃんと見直すとしよう。)

*** *** ***

グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、
新人秘書サマー(ズーイー・デシャネル)に一目惚れしてしまう。
出会ってから数日後、偶然エレベーターに乗り合わせたとき、好きな音楽をきっかけに意気投合。
2人は親密になっていくのだが・・・・・・。

*** *** ***

「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツがトムの妹役で出演してますね。
ファンの方は是非どうぞ(笑) いい感じです。

さて。

あ~女子が好きそ~~~

なんて偏見を持っていましたが、見てみるとこれがなかなか男子向けの恋愛映画であります。
タイトルから“ぼくの夏休み”な映画かと思っていたのは内緒。

サマーというのはヒロインの名前です。
ナレーション曰く「これは男女が出会う話だが、恋愛物語ではない」ということです。
冒頭で「この物語はフィクションであり、特にジェニーなんて女とは全然無関係です。あの女め。ビッチ!」
と愚痴っているので、これは原作者の体験談なのでしょう(笑)
ジェニーなんて女は出ませんけど。

この映画はトムがサマーに出会ってからの500日間を描いたもの。
……ネタバレしてしまうと2人が出会ってから別れるまでの500日のすったもんだです。

「パルプ・フィクション」みたいに時系列がバラバラになっているんですが、
場面が切り替わる所では「○日目」というテロップが出る。
これがあるので、混乱することは無いでしょう。
そして出会いたての前半と、冷めてきた後半との対比で笑える。
プラス、一体どうしてこうなったんだ?と興味を引くつくり。

レコード屋での2人のやりとりだったり、IKEAデートだったり、ベンチのシーンだったり。
アツアツの(に見える)2人とヒエヒエの2人を交互に見せられて切ない。
IKEAでの新婚ごっこは、みんなやるんだな(笑)
あそこまではしないが。

主演ジョセフ・ゴードン=レヴィットがかなりフツーの男を演じているもんで、ついつい感情移入してしまう。

美しい女性との出会い。

運命の相手に違いない!

男は運命を信じて突っ走る!

……いや待て、かなり受け身だった気もしてきた。

もしかしてその辺が良くなかったんじゃないか!? トムよ。

果たして運命の恋は存在するのか……ラストで少し語られます。

あとひとつ。
その前のあるシーン。

2人がデートで映画館に行くのだが、そこで上映されるのが映画「卒業」。
往年の名作を引用、というかわざわざラストシーンの意味深な数十秒を見せてくれる。
このモノマネ番組のご本人登場の如き牽引効果により、この「(500)日のサマー」自体にも深みが出ている。
ただのフラレ物語ではない、男女の恋愛観を巧みに描いた作品なのかも…と思えてきますねえ~。

*** *** ***
<今月のココが好き>

音楽。
イイぞ!
サントラを買おう!
*** *** ***

それではまた次回。

ご意見ご感想、皆さんのオススメ作品などあれば教えてください。

お待ちしています!



入会・年会費無料!
CLUB CHEF`S GOLDの入会はこちらから!


公式ブログ

公式Facebook
*SNSなどでご予約、スケジュール等のお問い合わせは受け付けておりません。

似顔絵イラストレーターチームCHEF`S

似顔絵スタンプサイト ニガオエマイスター

配信元・お問い合わせ
株式会社マスタージーベック
CLUB CHEF`S事務局
TEL:03-3881-3108
club@master-xebec.com
↑ Page Top