CHEF`Sのアンテナバリサン男こと、M2のちょっとマニアックな熱血ストーリー
Vol.9
「音が聞こえてくる絵」
今回は僕が制作してる中でのちょっと変わったこだわりポイントのお話。
僕は小さい頃からよくしゃべるだの早口だの言われてきました(-_-)
子供の頃から人の口癖を真似したり、
大人の話す難しい言葉に妙に反応したり、
学校でも新しい流行語を生み出していました。
授業中はたいして目立つ存在ではなかったけど、
休み時間になるとなぜか人がたくさん集まってくる。
その時はそれがなんでかわからなかったけど、
今思えば、
僕は耳がすごく良かったことが原因の一つだったと思う。。。
大人のしゃべる事やテレビから流れてくる音楽、言葉、町で聞く音、声…
それがすごく面白くて、すぐに覚えて聞いた直後には自分の口から発してる。
耳で聞いて口で出す。
なんだかマラソンランナーの呼吸法みたいだけど(笑)
楽器はできなかったけど口ならいろんなことができる。
そんな口と同じくらい得意な表現、それは絵。
しゃべること以外に僕がまたみんなを楽しませることができるのが絵だった。
僕にとって絵としゃべることは同等。
だから、絵を描く上でも音がすごく大事。
結婚式の絵を描くならウェディングソングだったり、鐘の音だったり
クリスマスの絵を描くならクリスマスソングだったり鈴の音だったり
リゾートの絵を描くならまた夏っぽい曲や波の音だったり…
そのイメージ作りがすごく大事。
ずいぶん前にこんな出来事があった。
ブライダル用の絵を描いていた時、大好きなお笑いのラジオをずっと聞きながら描いてた。
好きな番組だし楽しく描けると思いきや、ぜんぜん筆が進まない。
完成したと思えば、なんと前代未聞のダメ出しが来てしまった!(笑)
妙ぉ~だなぁ~?
なんでかなぁ~なんでかなぁ~と思ったら、
僕気づいちゃったんです。。。
そのラジオは毒舌を笑いにした番組だった。
やっぱりそういう中で幸せな絵を描こうと思っても描けないもんだって。
それ以来描く絵によってBGMはちゃんと選ぶようになった。
おっと!
ちょっと違うキャラが憑依しちゃいましたが(笑)
とにもかくにも、
「音が聞こえてくる絵」
紙に口やスピーカーがあるわけでもないし、
そんなの無理に決まってるんだけど、
そ~んなイメージが僕の描く絵の理想。
ちょっと気持ち悪かったかな?(^_^;)
松原一史
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