こんにちは! 毎度ありがとうございます。
ここでは僕、RYOこと岩川良平が映画を紹介します。
「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」みたでよ!
ヒーロー映画のくせして緊張感ある作品になっております。面白いので皆観よう!
しかし今回紹介するのは違う映画です。
第4回
「レッド・オクトーバーを追え!」
さて今回の映画は「レッド・オクトーバーを追え!」(監督:ジョン・マクティアナン)。
主演はショーン・コネリーおじさん。
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米ソ冷戦時代。ソ連から無音航行装置を搭載した新型原子力潜水艦レッド・オクトーバーが出港した!
情報を入手したアメリカは戦争の危機を感じ、追跡を開始。
しかしレッド・オクトーバーの艦長マルコ・ラミウスの目的は密かにアメリカへの亡命することであった。
ソ連側もそれを阻止&撃沈するために潜水艦を追う。
アメリカ中央情報局(CIA)のジャック・ライアンは真実を探るため、レッド・オクトーバーを追う。
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潜水艦って、すぐに何処かに穴が開いて水が!沈没する!って展開になるイメージがあるんですがね。
こいつはパニック映画ではないのでそんなことはありません(笑)
ちなみに海中シーンの撮影では一切の水を使っていないらしいですよ。スモークで深海っぽく見せているのだとか。
潜水艦映画であるが、ポリティカルサスペンスでもある。
上の「キャプテン・アメリカ/WS」にもそんな要素があったので、今回はこの映画にしました。
ポリティカルなんちゃらというのは国家やら政治やらが絡むお話のジャンルなんですが・・・
この理屈っぽい話が、面白いのです。
派手なシーンは無いのに、ラミウス、ライアンの二人を中心とした潜水艦内外の心理戦が熱いです。
レッド・オクトーバーを追跡する米国潜水艦ダラスの艦長や、それぞれの乗組員の描写も渋い。
潜水艦の操船シーンも真似したくなる格好良さ!
必要最低限で上品に、かつ地味ぃ~なところが素晴らしい。
登場人物が魅力的でしてね。
レッド・オクトーバーの乗組員でいえば・・・
まずショーン・コネリー演じるラミウス艦長は当然ながら、最も印象に残るでしょう。
次は副長のボロディン。何があっても艦長を信頼し従う男。
彼の亡命後の夢を語るシーンは色々泣けます。分かりやす過ぎますねぇ・・・。
ペトロフ。意外とおしゃべりなレッド・オクトーバーの軍医。
言ってみればこの人も最後まで艦長を信じていた人。終盤のセリフを覚えてどこかで使おう。
メレヒン。常にタバコを離さないレッド・オクトーバーの機関長。
オレンジの作業着がトレードマーク。彼のタバコが米ソの関係を左右するとは誰も思うまい。
etc.etc.
まあこの辺に注目してご覧ください。
それにしても女性がほぼ出てこない(笑)
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<今月のココが好き>
ソ連側のメンバーのことばかり書きましたが米国側にも注目を。
ダラス艦のマンキューソ艦長はやたら格好いいし。
ソナー員のジョーンズ水兵もおいしすぎるポジション!
この人がいなければレッド・オクトーバーも追えず、危うくタイトル詐欺になるところでした。
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さあ、他の潜水艦映画も観たくなってきた!
デコイを“おとりの物体”とか“対抗策”とか訳していないやつ探すぞ!!!
それではまた次回。
ご意見ご感想、皆さんのオススメ作品などあれば教えてください。
お待ちしています!
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