Laugh Love Life Magazine

No.159 (2018.9.12)
MATSの高純度 高密度 高濃度ご縁物語

CHEF`Sのアンテナバリサン男ことMATSのちょっとマニアックな熱血ストーリー

第55回
「55」


こんにちは、MATSです。

暑かった夏もあっという間に過ぎ去り、もう9月ですね。
今回こちらの記事、第「55」回ということで、このようなネタをご用意しました。

そう「55」といえばやっぱりこの人、松井秀喜選手以外にいないでしょう。
今年は夏の甲子園も100回記念大会ということで、凄く盛り上がりましたね!
その記念すべき開幕戦が奇しくも松井選手の母校星陵高校の試合ということもあり、初戦の始球式も務め久々に元気な姿を見せてくれました。

何で急に松井なんだという声が聞こえてきそうですが、
これはこじ付けでもなんでもなく、ほんとに松井選手が好きなんです。
元々スポーツ観戦全般が好きなんですが、その中でも誰しも特別好きな選手っていますよね。
僕はその一人が松井選手なんです。

僕は中学高校と6年間陸上部で毎日汗を流していました。
その中でも中学三年生の頃というのは特に熱くて、一番陸上に夢中になっていた頃でした。
凡人ながらも本気で全国大会を目指して頑張っていたし、
頑張った分だけ結果がついてくるって事と全国の壁の高さを初めて知った頃でもありました。

ちょうどその年の夏、甲子園ではとんでもない怪物が日本中の話題になっていました。
それが星陵高校の松井秀喜選手でした。それはそれは物凄い風格で。
高校野球の選手達って、不思議なモンでいくつになっても大人っぽくてカッコイイ存在なんだけど、
「マツイ」はそれとはまた別の次元の凄さを放っていました。
お世辞にも今でいうイケメンとは言いがたかったけど、
その見た目から「ゴジラ」って愛称がつくこともあって、子供たちのヒーロー的な存在になってました。

ちょうどその頃僕らは3年の総体が終わって陸上を引退し、
エネルギーの矛先をどこに向けたら良いかわからずフラフラしてた時期でもありました。
そんなこともあって例年以上に高校野球を見る機会も多く、
「マツイみた~?アイツすげーよな!」って友達と騒いでいました。
何本ホームラン打つんだろってワクワクしながら登場を楽しみにしていたら、
まさかの5連続敬遠という衝撃的な事件が起こりました!
後にも先にもバットを振らずに伝説になった選手はいないんじゃないかな。

それから「マツイ」が気になって気になって。。
ドラフトで長嶋監督が引き当てた瞬間も神がかってました。
ウチは親父が大の巨人ファンだったこともあり、毎日のように巨人戦が流れてて、93年からは「マツイ」を見るのが楽しみだった。
それから海を渡りヤンキースに入りまさかのデビュー戦で満塁ホームラン。
その後も数々の名シーンで僕らを驚かせてくれました。

甲子園の怪物といったら、清原や松坂、清宮・・・など各時代にそれぞれの名プレーヤーがいましたが、
やっぱり自分自身が一番多感だった頃に見たマツイが僕の中では永遠のスーパーヒーローなんだよな~。
同い年でもないのに不思議ですよね。中三から見る高校三年生の果てしない大人っぽさと、
自分が一生懸命になることを初めて知った時のスーパースターってのがずっと心に残ってるのかな。

引退会見で、何が一番印象的ですか?という質問に、
「長嶋監督と毎日素振りをやってた時間ですかね」って言ってたのも感動的だったな。
あの言葉は深かった。

今回の絵は数年前に描いたもの。数々の名場面を詰め込みました。
たまたまこれを描いた翌年にその長嶋監督と一緒に国民栄誉賞を授与されました。
出来ればその姿まで絵の中に入れたかったな。

年齢も頑張ってることも違うけど、人として憧れる数少ない人物それが松井秀喜でした。
いつか日本野球界に戻ってきてくれることを楽しみに待ってます!

MATS



Instagram (#chefsillust)

公式Facebook

*SNSなどでご予約、スケジュール等のお問い合わせは受け付けておりません。

似顔絵イラストレーターチームCHEF`S

配信元・お問い合わせ
株式会社マスター・ジーベック
CLUB CHEF`S事務局
TEL:03-3881-3108
club@master-xebec.com
↑ Page Top