Laugh Love Life Magazine

No.151 (2018.4.22)
コズ・ニモニック

Vol.8
「羅生門」

『KOZU MNEMONIC(コズ・ニモニック)』とは『KOZUの記憶』という意味です。適当で曖昧という意味でもあるので大目に読んで下さい。
さほどマニアックでもなく、短く読み切れる内容となっております。



こんにちは、KOZUです。
最近も美術館やライブは時々行きますが、映画は観ておりません\( ‘ω’)/

出かけるのは好きですが、じっとしていないと出来ない事(絵を描いたり部屋を掃除したり)が
後回しになるので遊ぶのは時々でいいです。

じっとしていないとできない事と言えば、本を読むのもそうですね。
電車でほとんどの人がスマホをいじっている中、本を読んでいる人、
歩きスマホならぬ歩き読書をしている人(キケン!)を時々見かけます。
マネしたいですが、持ち歩いたところで読まない事が多いので諦めています。
最近は以前から読めていない参考書の写真を撮ってスマホで見たり、お風呂で読んだり(^^;
なかなか難しいです。

私は読書家ではないですが、教科書に出てくるような文豪と呼ばれる方々の作品は、
課題やゼミ等で無理矢理(?)読まされていました。代表的な作品だけですが。
昔の文豪は古語で小難しい事を書く印象がありますが、読んでみると案外読みやすい場合もありますね。
皆に受け入れられる作品だから、今でも名作と呼ばれるんだなと思います。

その中でも芥川龍之介さんの作品は短編も多く読みやすかったです。
私の世代で国語の教科書に載っていた『羅生門』
(下人が羅生門の上に登ると、老婆が死体の髪の毛を集めてカツラにしていた話)
と映画の内容は異なります。

【あらすじ】
1人の侍が殺され、容疑者の盗賊、侍の妻、巫女に侍の霊を呼び出させて3人に証言させるが話が食い違う。
目撃者によると全員が嘘をついているという。

話の内容は小説だとほぼ『藪の中』になります。
黒澤明監督、三船敏郎さんは有名すぎますが、巫女さんの演技が強烈で印象に残りました。
あと、ヒロインの京マチ子さんがキレイです。
昔の女優さんはなんであんなにキレイなんでしょうね(白黒効果もある?)

3人が嘘をついており、それが全て自分の見栄の為であったという話です。
それは考えてみると、よく見かける心理なのかもしれないですね。

芥川さんの小説は、自分とはかけ離れているようで誰の身にも当てはまるような話が多いので、
共感できて面白いと感じるのかもしれないです。

なるべく当てはまりたくない痛い内容が多いので、
『その気持ちわかる』とあまり思わないように生活したいですね(^^;



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