Vol.3
『Basquiat』
『KOZU MNEMONIC(コズ・ニモニック)』とは『KOZUの記憶』という意味です。
適当で曖昧という意味でもあるので大目に読んで下さい。
さほどマニアックでもなく、短く読み切れる内容となっております。
こんにちは、KOZUです。
陽が落ちるのが早くなり、もうすっかり秋、というか冬が近いですね…。
1年はあっという間に過ぎて行くので、目の前のイベントは欠かしたくないものです(?)
先日、現在上映中の『ゴッホ 最後の手紙』を観てきました。
100人以上の油絵画家が描いた絵を繋げたアニメーションで、
ゴッホの死の理由を違う視点から観るサスペンス映画です。
私はゴッホの絵が好きというわけでは無いのですが、人柄や起こった事件
絵に登場する人物との関係性(あくまで物語ですが)を少し知る事が出来よかったです。
画家をテーマにした映画はたくさんありますが、
以前観たものの中では『Basquiat(バスキア)』が1番好きでした。
【あらすじ】
80年代にニューヨークで活躍した黒人画家バスキアが
才能を見出されて成功してから若くして亡くなるまでのお話。
デビッド・ボウイさんがアンディー・ウォーホル役という事をはじめ、キャストが豪華です。
私はベニチオ・デル・トロさんや他俳優さんも好きなので、観るしかないだろう映画です。
高校の帰りにいつもの映画館へ英語勉強も兼ねて観に行きました(字幕観ました)。
ベニチオさんはこの映画にノーギャラで出演され、
他の俳優さんもボランティアに近い報酬だったそうです。
それでも出たいと思わせた魅力的な要素満載の映画なのだと思います。
私はバスキアさんについて作品を少し見た事があるくらいで詳しくないのですが、
監督のジュリアン・シュナーベルさんが画家という事もあり、
全編アーティスティックな雰囲気でかっこいいです。
(監督が映画のために『バスキア風』に制作した作品の方が本物より好みでした(^^;)
絵そのもの以上に1人のタレントさんとして、華がある人だったのかなという印象です。
作品を見出され、ホームレス生活から一変してセレブ的な扱いを受ける様になったバスキアは、
かつての恩師や友達も遠ざけ恋人も失い、唯一の親友ウォーホルも亡くなってしまいます。
最後は孤独の中、薬物の過剰摂取で27歳の若さで亡くなってしまうという悲しさ…。
生前1枚しか絵が売れなかったゴッホさんと比べると、
生きている間に成功を手に入れていますが
どちらが幸せであったのかはよくわかりません。
でも死後この様に映画化されるなんてご本人も思っていなかったでしょうから、
それほど後世まで影響力がある偉大な画家には違いないでしょう。
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