Vol.9
「早稲田大学構内をおさんぽ」

こんにちは、KOZUです。
この間、メンバーのYURIが通う早稲田大学構内を見学してきました。
うちの祖父も通っていた様ですが、生前は弓道部OB会の話しか聞いたことがありませんでした。

1882年『東京専門学校』という名前で創立、創立者大隈重信さんの別邸がある早稲田村に因んで改名されたそうです。
武士で、第8,17代 内閣総理大臣、教育者なんですね。
早稲田大学野球部で大隈さんがボールを投げたのが最古の始球式だそうで、ボール球なのをわざと空振りにするのもここからだそうです。

歯が痛くて早稲田大学の近くの薬局に行ったら、その薬局も大学と同じくらい歴史がありました。
道はもっと狭く少なくて、飲食店も今のようには無かったみたいです。
大学の周り、安くておいしそうな店ばかりですよね。

薬局のご主人にも早稲田大学に来たらまずエンパク（早稲田大学坪内博士記念演劇博物館）に行った方がいいと言われました。
早稲田大学の講師だった坪内逍遥さんの発案で、16世紀イギリスの劇場『フォーチュン座』を模して作られた建物だそうです。
アジアで唯一の演劇専門の博物館であったことから、演劇、映像の関連資料が100万点以上展示されています。

ちょうど大隈講堂で映像制作実習の作品上映会をやっていたので少し観てきましたよ。
観る側は適当に意見を言えますが、作る方々は本当に大変なんだと思います。

早稲田大学の卒業生、講師だった會津八一さんの記念博物館の展示も観てきました。
美術コレクションも興味深かったのですが、『早稲田大学エジプト調査 50年のあゆみ』という企画展示も面白かったですよ。

まだ見足りない部分もあるので機会があればまた行ってみようと思います。
特に美術、文化、歴史をたくさん学べる環境で羨ましいなあと思いました。
でも実際の学生時代は、その有り難みはなかなか実感できないかもしれないですね。

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