Laugh Love Life Magazine

No.94 (2015.12.8)
RYOの、岩川良平ですが…何か?

こんにちは! 毎度ありがとうございます。

ここでは僕、RYOこと岩川良平が映画を紹介します。

12月になりましたね。
今年もこれで終わりかと毎年焦る時期です。
あれもやりたかった、これもしておきたかった!
…なんてことは色々ありますけどね。
結局そういうのは、時間があってもやらなかったりします。

あのときああしていたら…。
今回の映画にもちょっとそんな要素があります。


第23回
「華麗なるギャツビー」

RYO 1


*** *** ***

監督:バズ・ラーマン
主演:レオナルド・ディカプリオ
2013年製作。

*** *** ***


1920年代のアメリカ。
証券会社に勤めるため、ニューヨーク郊外のロングアイランドに引っ越してきたニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)。
隣には宮殿のような大邸宅があり、毎晩のように絢爛豪華なパーティーが開かれていた。
ニックは、屋敷の主・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)と言葉を交わす仲になるが、彼は謎だらけの人物であった。
出自も経歴も不確かな噂ばかり。いかにして富を築いたのか。なぜパーティーを開き続けるのか。
やがてニックは、ギャツビーが何年も秘めていたある女性への想いを知る。


*** *** ***

作家F・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」を映像化した作品です。
何度も映像化されている名作文学なんだそうな。

それ故に高いハードルがあるのか、今作に対する世間の評価も結構厳しめ。
しかし僕は好きな作品です。
詰まらなかったという人の意見もわかるけど(笑)


RYO 2


気に入ったので原作も買って読んでみました。
村上春樹翻訳版。
こちらも良かったですね。
原作がこういう話だとすると、かなり”良い感じ”に映像化してくれたのだな、と思えます。



RYO 3

監督は「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン。
バズ・ラーマン作品はとにかく色彩が派手で、ストーリーよりも映像を優先している印象。
確かにまた派手派手な映像が出てきます。
今回はこれが良い方向へ作用していましたね。
ギャツビーが毎夜開くパーティーなど、最も際立ったラーマンっぽいシーンでしょう。
キラキラと輝いているが、しかし現実感がなく虚飾の空気が漂っています。


RYO 4


莫大な富も、豪邸も、パーティーも、全ては1人の女性のためだったと明かされます。
全ては、かつての恋人デイジー(キャリー・マリガン)との再会のため。
実は一途な、純粋すぎる男の話なのです。


RYO 5


デイジーのいとこであるニックの手引きでいざ会えるとなったとき、緊張して狼狽える様子はコメディで笑えるが…
暴走気味の愛情表現と、過去を取り戻そうと必死になるギャツビーの姿には泣けてきてしまう。

そして中盤の回想シーンが印象的。
極貧の農家に育ったギャツビーは戦争で将校になる。
彼には成功を納め巨万の富を得るという夢があったが、デイジーとの出会いで人生を大きく変えることになりました。
彼女にキスしてしまえば虜になるだろう。
恋は目標の妨げになると知っていたが、彼は情熱に身を任せた。


RYO 6


演技で言えば、「最高の笑顔」と表現された登場シーンの笑顔。
あれはもうディカプリオにしか出来ないんじゃないかとさえ思う。
最高のドヤ顔。

ディカプリオは脂が乗って良いおじさんになりましたね。
いまは俳優休業中らしいですが、早めに戻ってきて欲しいものです。


*** *** ***

それではまた次回。
ご意見ご感想、皆さんのオススメ作品などあれば教えてください。
お待ちしています!



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