RYOの、岩川良平ですが…何か？

No.86 (2015.8.8)

こんにちは！毎度ありがとうございます。

ここでは僕、RYOこと岩川良平が映画を紹介します。

アメコミヒーロー大集合のお祭り映画
「アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン」が公開中ですね。

まだ見ていないんですよ。
なかなかタイミングが合わなくて。

見たいなー。

見……たい！

さて、そういうわけで今回ご紹介する映画はこちら。
アベンジャーズの一角、というかリーダー。
弱い、地味、などという声もあるが、地味さが活きた良作です。

第１９回
キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー

RYO

監督：アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
主演：クリス・エヴァンス
2014年製作。

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「アベンジャーズ」の戦いから２年。
キャプテン・アメリカことスティーヴ・ロジャース（クリス・エヴァンス）は国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.（シールド）の一員として活躍していた。
しかしシールドが新たに作り上げた防衛システムに疑問を抱くキャプテン・アメリカ。
シールド長官ニック・フューリー（サミュエル・L・ジャクソン）は組織内部に潜んだ陰謀を探ろうとするが、その最中、ウィンター・ソルジャーと呼ばれる暗殺者の襲撃を受ける。
倒れたフューリーから情報を受け取ったキャプテン・アメリカは、味方のはずの組織から逃亡犯として追われることに。

*** *** ***

マーベルコミック原作映画「キャプテン・アメリカ」第２弾。

アメコミに限らず、映画は２作目が鬼門というか。
１作目でヒーローの誕生を描く。常人では倒せない敵をやっつける！
それだけで（雑な言い方だが）観客はカタルシスを得ることができる。

しかし次回作は難しい。
同じことは出来ないし、前作のハードルを越えなければ観客は満足しないだろう。
漫画ドラゴンボールでいえば、スーパーサイヤ人になってフリーザ倒したけど次の敵はどうなる？というわけです。

前作で超人キャプテン・アメリカの誕生と戦争での活躍を描いたので、さて今作は…

安心してください。ハードルをバッチリ超えてますよ！

ジャンルをSFからアクション重視に、さらに組織犯罪や陰謀といったポリティカルサスペンスの要素も加わることで、硬派で大人も楽しめる作品に仕上がっています。
キャプテンの能力もビームや雷など派手なものはなく、丸くて硬い盾のみ。
しかしこの盾アクションが格好いい。
バイクでヘリに突撃するシーンなど大興奮である。

お色気はないの！？と心配する諸兄らも安心めされよ。
ブラックウィドウことスカーレット・ヨハンソンがいますよ！

お色気スパイの彼女と真面目過ぎるキャプテンの組み合わせが面白いですね。

追われる身となったキャプテンは現状唯一仲間と呼べるブラックウィドウと行動を共にすることになりますが、尾行の目をかわすために、恋人のフリをしてキスをするという場面があります。

70年間氷漬けで現代に復活したキャプテンは「1945年以来のキスだった？」なんてからかわれる。
「そ、そんなことねーし！」と童貞くさい反応をするキャプテン。

好きだわ（笑）

キャプテンの真面目さ、一途さが際立つシーンがもう一つ。

前作ヒロイン・ペギーと再会する場面。
再会といっても70年ぶりです。
超人血清で衰えることのないキャプテンと、既に100歳近い彼女。
彼女は「生きていたのね」と涙しますが、対するキャプテンは非常に落ち着いていて……

ああ切ないなーーー！！

隙のない作りでオススメの作品です。
1作目と「アベンジャーズ」は先に見ておくと良いかも。

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それではまた次回。

ご意見ご感想、皆さんのオススメ作品などあれば教えてください。