Laugh Love Life Magazine

No.76 (2015.3.8)
RYOの、岩川良平ですが…何か?

こんにちは! 毎度ありがとうございます。
ここでは僕、RYOこと岩川良平が映画を紹介します。

先日、お休みの日にお昼近くまで寝ちゃいましてね。
起きてご飯食べて一休みして、テレビでも見ることにしたんだ。
海外ドラマやってたんで、知らないドラマだけどまあいいやと、そのまま見続けた。
ところがこのドラマがなかなか面白いもんで、最後まで見ちゃったんですね。
続けて始まった映画も面白くて。
よくないなーと思いながらも、最後まで見ちゃった。

気づいたらもう夕方で。
チャンネルを回したらテレビが「エブリー!」なんて言っていましたよ。

さて、そんなこんなで
今回の映画はこちらです。


第14回 「デアデビル」

RYO 1

監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
主演:ベン・アフレック
2003年製作。


*** *** ***


マーベル原作のアメコミ映画。
ニューヨークのヘルズキッチン地区に住む少年マット・マードックはある日、事故によって視力を失ってしまう。
それ以来、聴力など他の4感覚が研ぎ澄まされ、超人的な感覚“レーダーセンス”に覚醒する。
父をマフィアに殺されたことをきっかけに悪と戦うことを決意したマットは、成人し弁護士になる。しかしその裏の顔は、法律で裁けない悪人を力で裁くヒーロー<デアデビル>であった。


*** *** ***


マイナーかもしれないけど、好きなんですよコレ。
「ダークナイト」や「アベンジャーズ」のお陰か、最近はアメコミ映画も一般に浸透した印象がありますが、この「デアデビル」が出た頃はサム・ライミ版「スパイダーマン」の2番煎じ、3番煎じ…という扱いだったような気がします。
あとは「X-MEN」くらいでしょうか、有名だったのは。
もっと前にはティム・バートンが「バットマン」を撮っていたりするのですけど。
ともかくこれから期待のアメコミ映画の世界をもっと楽しむため、過去作も見直して頂きたい!という訳です。

主演はベン・アフレック。ザック・スナイダー監督「マン・オブ・スティール」の続編でバットマンとして出演するそうな。
この「デアデビル」は評価も高いとは言えず、演じた本人もあまり気に入ってなかったようですが、僕は結構好きな作品です。
なんといってもジェニファー・ガーナー演じるヒロイン・エレクトラとのキスシーンが印象的。


RYO 2


アメコミ映画では「スパイダーマン」の“逆さキス”が、その筋では人気があるみたいで(笑)
確かにあれも良いシーンでした。
しかしこちらも負けてはいない。主人公が盲目という設定を活かした映像表現は、なかなか秀逸ですよ。

超感覚“レーダーセンス”はコウモリやイルカの超音波のように、音の反射で物の位置などが手に取るように分かるものです。
マットはエレクトラを、秘密の場所へ案内すると言い、街で一番のお気に入りであるビルの屋上に連れてくる。やがて雨が降ると、無数の雨粒がエレク トラの顔を浮かび上がらせる。
マットは彼女の顔をようやく“見る”ことが出来た。美しいエレクトラ。そしてキス。

映像としてもお話としても、イカす演出でしたね。
マットはデアデビルとして悪人と戦う一方で、復讐ともいえる自らの行為に疑問を感じています。
私刑が正義なのかと苦悩する。戦いで傷だらけになり、鎮痛剤を飲み、防音の棺桶で眠る。「僕は悪人じゃない」と繰り返しつぶやく彼は、ヒーローの はずがひたすら痛々しい。

出会って間もないが、彼にはエレクトラが自分を孤独から救ってくれる女神に見えたのではないでしょうか。
その後のシーンでも、雨や傘が意味深な使われ方をしています。
この語らずに語る雨の演出であったり、主人公の心境の変化であったりと、改めて見ると案外ロマンチックな作品だなぁと思うのです。


RYO 3


※格闘技でエレクトラをナンパするマット
「マトリックス」の影響かねぇ・・・・・・。

*** *** ***

それではまた次回。

ご意見ご感想、皆さんのオススメ作品などあれば教えてください。

お待ちしています!



入会・年会費無料!
CLUB CHEF`S GOLDの入会はこちらから!


公式ブログ

公式Facebook
*SNSなどでご予約、スケジュール等のお問い合わせは受け付けておりません。

似顔絵イラストレーターチームCHEF`S

似顔絵スタンプサイト ニガオエマイスター

配信元・お問い合わせ
株式会社マスタージーベック
CLUB CHEF`S事務局
TEL:03-3881-3108
club@master-xebec.com
↑ Page Top