Laugh Love Life Magazine

No.134 (2017.8.8)
MATSの高純度 高密度 高濃度ご縁物語

CHEF`Sのアンテナバリサン男ことMATSのちょっとマニアックな熱血ストーリー

第43回
「記録と記憶」

こんにちは!
毎日暑いですね~。

今年の夏は新宿や横浜を行ったり来たりしてます。

この時期はお盆休みの前ということもあり、
帰省に間に合わせるように家族イラストをご注文のお客様がたくさん来てくれます。
大切な記念や家族の絆に僕らの絵を選んでくれる。ほんとありがたいですよね。

そこで、大切な一枚について考えてみた。

僕らが子供のとき、父や母が子供達の写真を大事にアルバムにまとめてくれていた。
そうやって残していってくれてることで親の愛情にも気づく。(だいぶ後になってからだけど笑)

だけど今はアルバムどころか写真を紙焼きすること自体減ってるように思う。
何百枚何千枚ていう写真が誰でも簡単に撮れちゃうから。
しかも何度でもやり直しが出来ちゃうから、緊張感なくシャッターを押す癖がついてる。
これで大切な一枚って言えるのかな?

これ、もし携帯を紛失したり破損しちゃったら、思い出ってどんな風に残るんだろ?
一瞬にして無くなっちゃうのかと思ったらゾッとしますよね。
さすがに記憶までなくなりゃしないって思うかもしれないけど、
案外写真を撮ることに必死になって自分の目で見る時間も確実に減っている。
ほんと恐ろしい。
気づけば、記録することに必死になって記憶に残すことを忘れてる!

「メモリー」って言葉。
いつからかほんとの「思い出」って意味より、「データの容量」って意味で使うようになってる!!
これは怖いですね~。
ひたすらシャッターを押してたらきっと画的には感動の瞬間を残すことは出来る。
でも!
その時の感動の気持ちはどこに行っちゃうんだろ?
ひょっとしたら見落としてしまって感動すらしなくなっちゃうのかな?
それだけは絶対嫌だ。

今はアプリなどを使えば誰でも簡単にオシャレな写真が撮れちゃう。
こんなご時世だからこそ、手作りの絵を残したいって思うのかも。
一枚を大事に出来るから。

だからこそ、みんなが笑顔になるような・・・そこから話が広がるような・・・
そんな一枚を描きたい!

ちなみに、僕も一人の子の親になってみて、例に漏れず莫大な量の写真や動画を撮っている(笑)
残すことよりも大事な一瞬を見逃さないように気をつけたいと思う今日この頃です。

MATS



入会・年会費無料!
CLUB CHEF`S GOLDの入会はこちらから!


Instagram (#chefsillust)

公式Facebook

*SNSなどでご予約、スケジュール等のお問い合わせは受け付けておりません。

似顔絵イラストレーターチームCHEF`S

配信元・お問い合わせ
株式会社マスター・ジーベック
CLUB CHEF`S事務局
TEL:03-3881-3108
club@master-xebec.com
↑ Page Top