Laugh Love Life Magazine

No.116 (2016.11.8)
MATSの高純度 高密度 高濃度ご縁物語

CHEF`Sのアンテナバリサン男ことMATSのちょっとマニアックな熱血ストーリー

mats

第34回
「ザ・日本食ラーメン」

以前、僕の好きなラーメン店について熱く語った回がありました。
今回はその第二段!
ついに、また僕の琴線に触れるお店が登場したのです!

それは湯河原にある「飯田商店」というお店。

僕は食べ物の評論家でもないし、そもそも絵と同じで食べ物に何が良い悪いってのは本来付けるものではないと思います。
しかし!このお店に出会って味わった感動は語らずにはいられないレベルだったのでここで紹介します。

美味しいお店や好きなお店はたくさんありますが、ここは「本物感」が違った!
店員さんの佇まいはもちろん、テーブルからカウンターから、お盆や箸の並べ方、内装やトイレに至るまで。
もはや高級料亭に来たかのよう。ラーメン屋さんに来たとは思えないくらいの雰囲気。
かと言って、高級志向過ぎて純粋にラーメンが楽しめないわ!って感じでもない。
惜しすぎず引きすぎず。絶妙な空間作りに待ってる時のワクワク感が止まらない!笑

そして僕が頼んだのは「わんたん入り塩チャーシュー麺」
もう、来た瞬間度肝を抜かれました。(以降使っている素材名は割愛)
素材から拘り抜いた三種類のチャーシューはモモ焼豚、ロースチャーシュー、鶏チャーシュー
これまた拘り抜いた二種類の白と黒のわんたんは豚わんたんと鶏わんたん
透明に輝く黄金のスープはなんと「鶏と水」だけで作っているとか!!
もちろん全ての調理に化学調味料は使っていません。
水や器や蓮華の素材自体にも拘り抜いた本物を仕様。

スープを飲んでみた瞬間頭に走ったのは・・・

「なんだこれ!!!」

もうここから先は僕のボキャブラリーでは到底表現できないので割愛させていただきます(笑)
至福の15分間が続いたことは言うまでもありません。

もうね、ラーメンも行くとこまで行ったかと思いましたよ。
純粋に「これ好きな味だわ~」とか「今こういう気分だわ~」とかそういう感動も素晴らしいと思いますが
今回この店で味わった感動は、そういう種類のものではなかった。

むしろ、物作りとして考えさせられるレベル。
そこにはしっかりと世界を見据えた日本人としての職人のプライドが在りました。
いやぁ、絵だろうが食べ物だろうが関係ないわ。。

自分がこれと決めた道で、プライドを持って人を感動させるレベルまで持っていくことの覚悟と責任感を見た気がしました。
店を出る瞬間のあの気持ち・・・これだわ!俺が目指すもの!!って感じ。

とにもかくにも、ただただ「天晴れ」!
日本人に生まれて良かった~って思う瞬間でした。

MATS



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